【ケイ・アイ・エスの現場監督マガジン001】現場監督が必ず持っているツール5選!

みなさん、こんにちは! ケイ・アイ・エスのリクルートサイトをご覧いただき、ありがとうございます。現場監督としてケイ・アイ・エスに入社して2年目、工事部の今原と申します。2025年6月から、ケイ・アイ・エスを就職先として検討している方に向けて、このブログを通して毎月1回、情報発信をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします!
初回である今回は、現場監督には欠かせない5つの道具を紹介していきます。
1.レーザー

施工現場に必ずひとつは必要なのが、『レーザー』です。「墨出し」といって、壁や床、柱などに、建物の位置や寸法を示す線を書き出す大事な工程があって、その際にレーザーを使わなければ、まっすぐできれいな墨が打てません。
レーザーの光には「緑」と「赤」があり、現場監督によって、どちらを使うかは違います。ちなみに僕はどちらの色を使うかというと……
正解はこの記事の最後に!
2.墨つぼ

先ほどの『レーザー』が「現場にひとつ」だったのに対して、現場で作業するスタッフ全員がひとつずつ持っているのが『墨つぼ』です。現場でモノの高さや幅などを出すために使う道具で、ケイ・アイ・エスで手掛けることが多いRC造の建物では、特に使用頻度が高くなります。
この工程でミスが起きると、すべての位置が狂ってしまうので、注意が必要。安いものだと壊れやすいので、少し値が張っても、できるだけ良いものを選んでいます。
3.指矩

読み方が難しい『指矩(さしがね)』は、L字型をした金属製のものさしのこと。これも各作業員が必ずひとつ持っていて、長いものと短いものを使い分けています。
指矩をレーザーの光に当てて、印を打つのが主な使い方。またきれいな直線を引く時や、「あれ? ココの寸法、あってる??」と感じた時、さらに墨出しの際にも使います。
4.スケール(メジャー)

「施工図通りに現場がつくられているか」「次はどの位置に、何を配置するか」など、正確に距離を測れないことには何もはじめられない現場において、『スケール』は必要不可欠な道具。
職人さんたちと話している時にスケールを持っていないと「何をしに現場に来たの?」と怒られます(笑)
5.関数電卓

図面を作成する時や、図面を見て計算をしながら現場に指示を出す際に使うのが『関数電卓』です。
僕が持っているのは、コンパクトで使いやすいもの。正確な寸法を出さないと、現場の進行に支障が出るので、間違いがないか、何度も計算しなおします。
まとめ
いかがでしたか? 現場監督は施工が円滑に、問題なく進むように、あらゆる面に気を配る必要があり、専用の道具もたくさん持つ必要があります。どれも、それぞれの監督のこだわりが見られたり、使い古されて“味”が滲み出ていたりして、とてもカッコいいんですよ。機会があれば、ご覧になってください!
では最後に、はじめに紹介した『レーザー』に関する答えです。「緑」と「赤」があるレーザーの光。僕が使っているのは……「赤」! 理由は緑よりも見やすくて分かりやすいからでした。ではまた来月に!
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